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「あなたの痛みに喉のつかえはないですか?」


痛みの症状に‘喉の症状’を併せてもっている患者様がいます。特に、顔・口・首・肩・胸、背中など、胸部から上の痛みを感じられている患者様の中に、そのような方が時々います。‘喉の症状’を感じている患者様で、「長い期間、痛みの治療をしているけれど痛みが続いている。しびれや違和感が取れない。」という方は、‘不安症’を合併しているかもしれません。‘不安症’の症状は、心療内科の治療で良くなります。

1.喉の症状は‘不安症’のサイン?

‘喉の症状’といってもその感じ方や、表現の仕方は色々あります。比較的よく聞く言葉を以下にいくつか挙げてみます。
○喉が詰まった感じがします。
○喉が狭くなっている感じがします。
○喉に何かがひっかかっています。
○息苦しい感じがします。
○喉が圧迫されます。 など。
耳鼻科や内科の診察で喉や呼吸器の異常がないことが前提条件ですが、異常がないにも関わらず症状を感じている時は、‘不安症’を合併している可能性が大きいです。「何かのときにドキドキすることがありますか?」の問いに「はい」の答えなら、さらに可能性は大きくなります。‘不安症’が痛みの感じやすさを強めていることがあります。また、痛みの大部分が‘不安症’に関連して生じていることもときにあります。‘不安症’が無意識に神経を敏感にさせ、筋肉を緊張させているためです。

2.喉の症状がみられる不安症の治療

ペインでの治療に、心療内科の治療を併せることで、新たな治療効果が期待できます。ペインでは、自律神経を整える“星状神経節ブロック療法”や“レーザー”等の治療が有効です。心療内科での治療は、薬物治療と精神療法になります。‘不安症’の治療薬である新しいタイプの“抗うつ薬(SSRI)や抗不安薬、漢方薬”を症状に合わせて調節します。また‘不安症’を強めてしまう考え方や行動のパターンがないかを患者さんと一緒に考え、そのパターンがあるときは修正のための練習(“認知行動療法”)をしていきます。自分の痛みに‘喉の症状’があるかもと思ったときは、いつでもご相談ください。




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