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医療情報 Information

慢性疼痛について

1.痛みの分類(持続時間に関連した分類)

 峙淦疼痛」⇒ある時間内で治るような疼痛
(軽度の火傷や切創、骨折に関係する疼痛など短時間のもの)
◆嵋性疼痛」⇒数ケ月〜数年の長期間持続する疼痛(疾患の進行に伴う疼痛、長期間改善しない身体的障害に関する疼痛)
慢性疼痛を抱えている人は、全国に約2700万人(5人に1人)いると推定され、その約7割が「痛みがあっても我慢するべき」と考え、通院経験者の約4割が複数回通院先を変更しているというデータもあります。慢性疼痛は、長期休職の原因・人間関係に影響など個人的な問題だけでなく、医療費の増大・
生産性の損失など社会的にも大きな問題です。当院では、慢性疼痛の治療を行っています。あきらめず受診しましょう。

2.慢性疼痛のサイクル

痛みが長期間続くと、痛みに対する否定的な「感情」や自分自身を否定するような「思考」が現れます。痛みが続くので「活動」が低下し筋肉は弱くなり、さらに全身状態が悪化する、という“痛みを悪化させるサイクル”が生じます。研究によると、人の「感情・思考・活動」は疼痛に大きく影響し、否定的な感情や思考があると疼痛に注意が向きがちになり、その結果、さらに疼痛を感じ易くなることがわかっています。慢性疼痛を抱えている人は、まずは「感情・思考・活動」がいかに痛みに影響しているかを知ることが、「慢性疼痛のサイクル」を断ち切るために非常に重要となります。

3.痛みはコントロールすることが可能

人が感じる痛みの強さは、生じている体の傷の量に直接的に関連しているという考え方がありますが、この理論では痛みは傷が治ればなくなるはずです。しかし、この理論には当てはまらないことがいくつもあり、問題があります。そこで、体の傷から脳に送られてくる痛みの情報量は「感情・思考・活動」などの色々な要素によって調整されるという考え
方ができました。多くの方は、痛みはコントロールできないと考えていますが、慢性疼痛の痛みは「感情・思考・活動」により増減することから「感情・思考・活動」をうまく取り扱うことによって痛みはコントロール可能であることがわかります。長期間続く痛みは大変苦しいものですが、まずは、痛みが自分のコントロール下にあるということを認識することが重要です。
当院では痛みをコントロールすることにより「慢性疼痛のサイクル」を断ち切る方法を指導しています。ぜひ受診下さい。




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