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抗てんかん薬のお話

抗てんかん薬とは?

心療内科では、痛みの治療で抗てんかん薬をよく処方します。患者さんから、「怖い薬じゃないですか?」、「私はてんかんですか?」と尋ねられることがあります。又、なかには「飲んだらてんかんになるのでは?」とまで心配される方もおられます。抗てんかん薬は、もちろんてんかん治療に効果のあるお薬ですが、服薬されている方が皆てんかんの病気があるという訳ではありません。痛みの治療にも使いますし、また双極性障害(=躁うつ病)の治療薬としても現在は適応があります。適切な容量と調整で服薬すれば怖い薬ではありませんし、もちろん飲んだからとてんかんになるということは決してありません。

抗てんかん薬のお話

抗てんかん薬の治療経過例

抗てんかん薬治療経過の例を次に示します。
Aさん
頬の下に突発的な増強するピリピリした痛みが継続。しゃべりにくく、食事も取れなかった。抗てんかん薬の処方開始。連続した痛みから単発の痛みに変化。残存する痛みに抗うつ薬を追加。徐々に痛みは改善し、痛みのほとんど気にならない状態が数ケ月経過したため、9ケ月目で抗うつ薬を中止。今は朝の痛みの感じやすい時だけ抗てんかん薬を服薬されてる。
Bさん
10年以上前から頬や歯茎の痛みがあった。歯科や口腔外科で明らかな原因が見つからず、痛みが強まり当院受診。定期服用で抗うつ薬、痛みが強い時の頓服薬として抗てんかん薬を処方開始。
1ケ月で痛みはほぼ改善。落ち着いた状態が継続したので、診察11ケ月目から抗うつ薬を徐々に減量開始。ある程度減量したところで、歯茎のうづきが再燃したため、抗うつ薬は少ないままに継続。再び痛みは落ち着いたため、18ケ月目から再度抗うつ薬を減量開始。やがて中止しても痛みは落ち着いていたため、痛みが出そうなときのみ抗てんかん薬が服用できる形にして20ケ月目に診察終了。





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