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認知行動療法とは?


認知行動療法とは、精神的な悩みの問題解決に役立つ心理療法です。1950年代にアメリカでうつ病患者のために作られ、抗うつ薬と同等又はそれ以上の治療成果を上げたため世界に広がりました。現在ではうつ病以外にパニック・強迫性障害等の不安障害や摂食・パーソナリティ障害、統合失調症にも適用され、他の治療技法に比べ、短時間で大きな効果があることが証明されています。認知行動療法は精神療法の世界標準(グローバル・スタンダード)となっていますが、日本では導入が遅れており認知行動療法が可能な機関はまだ多くありません。

認知行動療法の治療法


認知とは、ものごとの考え方、受け止め方のことです。同じ出来事を体験した人が、みな同じ感情や行動にならないのは、認知の仕方がそれぞれ違うからです。認知に歪みが生じた結果、ものごとを悪い方にばかり考えてしまい、不安・イライラ・抑うつ等、様々な否定的感情に苦しむことがあります。認知行動療法とは、このような認知の歪みを修正して合理的な考え方ができるよう練習する方法です。
自分の認知(心のくせや考え方)のパターンを知り、それをより柔軟性の高いものに変化させていくことで、気分の改善を図り、社会への適応を高めます。

≪例≫
【出来事】声をかけたが返事がない

<従来>
【今までの認知】
無視された、何か怒らせるようなことをしたか、返事なくてひどい人だ
【今までの感情・行動】
悲しくなり落ち込んだ、何もする気がなくなり、胃も痛くなるほどだ

<認知行動療法の治療後>
【新しい認知】
聞こえなかったのでは?
【新しい行動】
正面からはっきりと挨拶する
【新しい感情】
返事してもらえて良かった

認知行動療法のメリット


’知行動療法には副作用がない。
認知行動と薬物療法を併用すると、薬物療法のみの場合と比べ治療効果がより高くなると証明された。
G知行動療法は症状緩和だけでなく再発予防効果もある。(認知行動療法を習得するとストレスに上手に対処可能)。
認知行動療法は効果が科学的に証明された数少ない心理療法の一つで、歪んだ認知を“それが自分の性格で一生治らない”と諦めず気になる症状の方はぜひ一度ご相談下さい。




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