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「眠れない時は遅寝早起きを!」

1.不眠症のタイプ

「夜よく眠れません。私、不眠症ですか?」と尋ねられることがあります。そのような時、次のようにお尋ねしています。
(A)具体的にどのような睡眠習慣をされていますか?
(B)睡眠に対してどのようなイメージをお持ちですか?
なぜなら「夜よく眠れません」というお話だけでは、必ずしも‘不眠症’とは限らないことがあるからです。
不眠症状には、下記のタイプがあります。
�� なかなか寝付けない=入眠困難、
�� 何度も目が覚める=睡眠維持困難、
�� 早朝に目が覚める=早期覚醒、
�� 熟眠感がない=熟眠困難
また、うつなどのメンタル疾患や痛みなどの身体疾患から起きる続発性不眠もあります。
(A)をお尋ねすることで、上記の分類を考えますが、そのとき、第5の睡眠タイプが見つかることがあります。
�� 布団に入っている時間が長すぎる=寝すぎタイプ

2.夜間の睡眠時間と布団に入っている時間

終夜睡眠ポリグラフ検査を用いて、客観的に調べた研究では、夜間の睡眠時間は、次のように、20年毎に約30分ずつ短縮する結果が出ました。
●15歳前後で約8時間、
●25歳で約7時間、
●45歳で約6.5時間、
●65歳で約6時間
一方、夜に布団に入っている時間は加齢とともに長くなり、
●20〜30歳代の約7時間に対し、
●45歳以上から徐々に延長し、
●75歳では7.5時間を超える、
ことが判明しました。

3.「眠れない時は遅寝早起きを!」

生理的な睡眠時間を超えて布団に入っていると、かえって全体的に睡眠が浅くなり、途中で目が覚めることが増えて睡眠維持が難しくなります。そして一見、��〜�い離織ぅ廚汎韻絃評�になります。(B)をお尋ねしますと、「健康のために8時間は寝たいと思います」や「眠りにくいので布団に入る時間を早くしました」というお話を聞くことがあります。健康や睡眠に良いと思ってしている習慣が�タ欧垢�タイプの要因になっているかもしれません。日中に眠気や倦怠感がない場合、睡眠時間は足りています。「�タ欧垢�タイプだわ」と思われた方は少しずつ就寝時間を遅くしたり起床時間を早めたりしてみて下さい。そうすると、睡眠薬を始めなくても睡眠が良くなったり、既に飲んでいる睡眠薬を減らせる可能性があります。
「眠れない時は遅寝早起きを!」をどうぞお試しください。




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