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「睡眠薬を飲む前に試みること〜睡眠時間の見直し〜」
布団の中で眠れないことが続くとつらくなり、睡眠薬を飲んで眠りたいと思うことがあります。しかし、「睡眠薬を飲む」という選択をする前に試みてほしいことがいくつかあります。その中から今号では‘睡眠時間の見直し’をテーマにしてお話します。
質問
●あなたは何時から何時まで布団に入っていますか?
●どのくらい昼寝をしますか?
Aさん「夜も朝もすることがないので21時〜8時まで布団に入っています」
Bさん「健康のために8時間は眠りたいです。23時〜7時まで布団に入っています」
Aさんの布団に入っている時間は11時間。誰もが長すぎると思いますね。では、Bさんの8時間はどうでしょう?もしも、Bさんが‘眠れない’と感じていれば、Bさんにとっての8時間は長すぎるということになります。睡眠時間は長い人、短い人いろいろで、季節でも変化します。
また、成人以降50歳代までの実際に眠っている時間は6.5〜7.5時間。70歳を超えると平均6時間弱と、年齢と共に必要な睡眠時間は徐々に短くなります。日中眠気がおそってこなければ不眠ではありません。布団の中の眠れない余分な時間が‘不眠もどき’になってしまいます。自分が眠れる時間だけを布団に入るようにしましょう。
Cさん「23時〜6時まで布団に入っています。2時間昼寝をします」
昼食後〜15時までの間の昼寝は、夜の睡眠に悪影響を与えずに日中の眠気を解消します。しかし、30分以上眠ると、身体も脳も眠る体制になってしまい、余計にぼんやりし、また夜に眠れる時間を短くします。昼寝をするなら‘15時前の20〜30分’にしましょう。
Dさん「寝つきが悪いので、布団に入る時間を23時から21時に変更しました」
実はこれは逆効果。いつもの入眠時刻の2〜4時間前は1日で最も寝つきにくい時間帯です。また眠ろうとする意気込みが頭をさえさせ、余計に眠りにくくします。眠れない時は眠くなるまで布団に入らず、逆に早起きをしましょう。起床後なるべく早く太陽の光を浴びることが、夜の速やかで快適な入眠をもたらします。‘遅寝早起き’がポイントです!
睡眠時間を見直し、それを実行することで、不眠が
改善することがよくあります。ぜひお試しください。
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