ここから本文です

現在位置は、ホームの中の症例5 パニック障害についてです。

診療内容 Cace menu

■パニック障害とは?
パニック障害とは、突然なんのきっかけもなく動悸、息切れ、呼吸困難、めまい、
吐き気などのパニック発作が起こり、これが何回も繰り返し起こる病気です。
激しい動悸や息切れなどの症状は誰にでも一度や二度は経験するものですが、多くの場合、大勢の人前に出て緊張した、高いビルに上がって恐怖を感じたなど、発作を起こす何らかの原因があります。
しかしパニック障害の特徴は、パニック発作が特別な原因・理由も無いのに 
起こる
ということです。
その為、患者さんには「また、あの発作が襲ってくるかもしれない」という不安が常に付きまとうようになり、病気が進行していくと、一人で外出できない、電車に乗れない等、日常生活に大きな支障をきたすようになります。
内科など他の診療科を受診され、色々と検査を受けても症状につながる異常が
特に認められなかった場合、パニック障害が疑われることになります。
パニック障害は、治療しないでそのまま放っておくと症状が徐々に進行し、うつ病などの合併症を起こす事もあります。

■パニック障害の症状
1.【パニック発作】
まず、パニック発作とは、パニック障害の中心となる症状で、強烈な不安や
恐怖感を伴います。
発作には次のような特徴があり、下記項目の症状が同時に複数起こります。
発作の多くは5~20分、長くても1時間程度でおさまりますが、 発作は何回も
繰り返します


・心臓がドキドキする(動悸・心拍数の増加)
・汗が出る
・からだが震える
・息切れがしたり、息苦しさがある
・のどに何かつまったような窒息感
・胸の痛み、胸のあたりの不快感
・吐き気やおなかあたりの不快感
・めまい、ふらつく感じ、気が遠くなるような感じがする
・今起こっている事が現実ではないような感じがする
・自分が自分ではないような感じがする
・気が狂ってしまうのではないかという恐怖
・このまま死んでしまうのではないかという恐れがある
・からだの一部がジンジン、ビリビリとしびれる感じがする
・寒気がする、または熱っぽく感じる

パニック発作が起こりやすい生活場面としては、例えば「電車に乗っている時」「会社での会議中」「自分で車を運転している時」「緊張感がとけてほっとした時」「以前にパニック発作を起こした場所」が挙げられます。

2.【予期不安】
予期不安とは、パニック発作が繰り返される内に、「また、あの発作が起こるかもしれない」という漠然とした不安が常に付きまとうようになることです。
パニック発作が改善しても、予期不安の症状が残ることがある為、治療上も重要
な症状です。

3.【広場恐怖】
広場恐怖とは、繰り返しパニック発作を起こした患者さんが、以前に発作を起こ
した場所や、発作が起きた時にすぐに助けを得られない場所を恐れ、避けるよう
になる事です。
例えば、「人ごみの中にいること」「エレベーターの中」「一人で外出すること」
「一人で留守番をすること」「トンネルの中」「スーパーなどの行列に並ぶこと」
「電車、自動車、飛行機などに乗ること」が挙げられます。

■パニック障害の治療
「くすりによる治療」
抗うつ薬や抗不安薬などの薬を使用して、パニック発作を
コントロールします。
初めて発作が起きてから、2~3か月以内にきちんと治療を
受ける事
が大切です。
パニック障害を長引かせないためには予期不安や広場恐怖
がまだ強くなっていない、この時期にきちんと治療を開始することが重要です。
「認知行動療法」
パニック障害の原因と考えられているかたよった思考パターンを正していく治療
法です。患者さんの悲観的思考パターンを健全な前向き思考パターンと比較
し、認知のしかたの多様性を示し、楽観的な思考に傾くように導いていきます。
「感情のためのツボ療法(EFT)」
EFT(エモーショナル・フリーダム・テクニック)とは感情解放テクニックといい、
感情的苦痛やストレスまたそれに伴う身体的症状を解消するテクニックのこと
です。東洋医学を感情面に取り入れアメリカで研究、発展させた療法です。
基本的な方法は、解消したい感情的、精神的な問題を言葉にだしながら、主に顔や胸周辺のツボを指で軽く叩くだけです。 簡単なフレーズとツボへの刺激
(タッピング)により自己治癒力を最大限に高めることを特徴としています。不安やパニックなどの心理的疾患や、痛みなどあらゆる身体疾患に対し目覚ましい効果をあげています。 EFTは従来のセラピーに比べて迅速で安全に効果を生み出せることから心理療法の世界でも注目されています。

つらい症状があるのに身体の検査では異常なしだった方、もしかするとパニック障害があるのかもしれません。そのようなときは、異常が見つからなかったことは良かったことと考え、どうぞお気軽にご相談下さい。

ホームへ戻る

  • 医師紹介
  • 診療内容
  • 医療情報